POETRY SQUERE - ポエジーの交差点:ポエスク
港湾の詩学

Port for Poet 
A research project "Port for Poet" started on December 1, 2012 under the financial supportted by The Ports and Harbors Association of Japan.  Members can participate with the team. 
「港湾の詩学」研究会が京都で研究成果を公開発表しました。2013年11月5日にワークショップ、6日にポエトリーリーディングを行いました。 
 
港湾の詩学研究報告としての刊行物完成! 

「港湾の詩学ー回帰すべき地点」「港湾の詩学ー詩人の港・詩人の海」刊行案内 

日本国際詩人協会「港湾の詩学」研究会は、一年間の研究を終えてこのたび「港湾の詩学―回帰すべき地点―」と「港湾の詩学―詩人の港・詩人の海」を刊行する運びとなりました。これは日本港湾協会の研究奨励助成金によるものです。 
研究の趣旨は、港湾に対する関心や知識の希薄さがみられる現代日本にあって、日本が古来より海洋および河川に採取する魚介を食し、その地勢により都市町村を栄えさせ、交通の途として活用し、ひいては海外へも繫がりをもっていたことにいま一度認識を新たにすることです。人々は「港」と聞いて何を想像するでしょうか。歌謡曲や童話、小説により作者のイメージが刷り込まれてはいないでしょうか。それは自分の体験や暮らしに基づく「港」でも、現在の「港」の働きでもありません。研究会では、まずその実態を明らかにすべく、日本の港湾、海外の港湾について取材・調査を行いました。そしてその歪んだ港の心象を、詩というレンズを通して実像を見ようということで議論を続け、このたび下記の二冊の本を刊行するに至りました。 
研究会のメンバーによるエッセイ集「港湾の詩学―回帰すべき地点」は、この趣旨にそった800字の読みやすいエッセイが収録されています。日本の港湾、世界の港湾、古代の港湾から現代の港湾を描き、未来にあるべき姿を描いています。そして日本各地の港をふるさととする詩人たちに依頼し集まった詩が七十編、それぞれに深い思いで港の心象が表現されています。「津々浦々」とはよく言ったもので、日本を語るとき、港を一筆書きすれば日本地図ができます。そんな海洋国日本でありながら、次代に貧弱な港の心象を渡すわけにはまいりません。そんな意味で、この二冊の刊行の意義があるものと信じております。 
執筆いただいた方々には、心より御礼を申しあげます。執筆者,関係団体様には十一月初旬に各一冊をお送りしますが、追加ご希望の折には同梱いたしますので予めお知らせください。その際には執筆者割引(10%)を適用させていただきます。この刊行物について、ご高見賜りましたら以後の励みになります。どうぞよろしくお願いします。 

研究会代表 すみくらまりこ 

「港湾の詩学ー回帰すべき地点ー」 
目次まえがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  (有馬 敲)
詩人が観る港 Ⅰ       
函館港(北海道)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (下田喜久美)  
横浜港(神奈川県)・・・・・・・・・・・・・・・・・(佐相憲一)  
敦賀港(福井県)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (上村多恵子)    
琵琶湖の港(港湾堅田)・・・・・・・・・・・・・(同上)  
舞鶴港(京都府)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (水月りら)  
尾道港(岡山県)・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (下田喜久美)   
門司港(福岡県)未来を覗く孔~門司の港によせて Ⅰ (熊澤洋子)  
御来屋の港(鳥取県)・・・・・・・・・・・・・・・・(永井ますみ)  
詩人が観る港 Ⅱ     
ロードス海ロッテルダム港ムルシア海グラン・カナリアナザレ カサブランカ カイロ 喜望峰ベルゲン バルト海サンクト・ペテルブルグ港死海バスラ港イスタンブールサンフランシスコスタテンアイランドハバナ サンチャゴ・ド・クーバカルタヘナバランキージャリオ・デ・ジャネイロ高雄港マニラ大連香港上海 海南島  広州シンガポール  バンコク  ムンバイコルカタ ジャカルタ ホバート
古代湖ーチチカカ湖の美しい伝説 Ⅱ・・・・・・・・ (同上)   
古代港湾都市 Ⅰ アレクサンドリア・・・(同上)   
スエズ運河の開削前、開削後 Ⅰ ・・・・・・・・(同上)   
中世の港湾を想う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
詩人が語る港 Ⅰ            
琵琶湖の丸子船 Ⅰ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(北原千代)    
港町に魅せられて・・・・・・・・・・・・・・・・・・(すみくらまりこ)   長浜港と北国街道        母なる琵琶湖に抱かれて伏見港いまむかし  港町とガラス 港町と童謡 港町と童話 港町と歌謡曲波浮の港「浮かれ蝶」海を渡る 
「海のラッパ」 Ⅱ  
箱舟の音楽会 Ⅰ・・・・・・・・・・・・・・・・ (熊澤洋子)
詩人が語る港 Ⅱ        
アントワープ港(ベルギー)  ロッテルダム港(オランダ)   
ホノルル港(アメリカ)  
クルーズブーム新時代への期待 Ⅰ・・・ (上村多恵子)  
港湾と「ぼうえき」・・・・・・・・・・(すみくらまりこ)     
ガラタ海事博物館探訪・  
詩人が描く港 Ⅱ       
国家戦略としての港の必要性 Ⅱ 
海上コンテナの再利用  港広場は青少年解放区  瀬戸内国際芸術祭 神戸港ー神戸医療産業都市  海洋国日本を意識すること  足腰強い生命体であるために
詩想の港・・・・・・・・・・・(佐相憲一)  
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・(すみくらまりこ)
 
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「港湾の詩学ー回帰すべき地点」が日本港湾協会より採択されましたので、研究会を立ち上げます。
2012年12月 神戸港調査、横浜港調査 (Kobe, Yokohama)
研究打合せ2013年1月   
研究打合せ            2月   
大津港取材、研究打合せ (Otsu)                         
文化講演会「地中海と客船」で取材(Tokyo)3月   
長浜港調査、研修合宿(紗蔵にて)
「港湾の詩学」執筆分担 (Nagahama)   
アンソロジー執筆依頼      4月      
海外港湾取材、海外協力者と研究打合せ (Jenova, Valencia, Amsterdam)     5〜9月     
各自取材・調査を行う          6月29-30日 
長崎港調査                  7月31日    
原稿締切(執筆者)     10月10日   
 「港湾の詩学」発行 (Publication)  11月5-6日  
 「響き合う東西詩人in Kyoto 2013」にて成果発表  (Presentation)     11月30日    終了・研究報告 (Report) 

資料・機材の使用 (Related Material for Members ofResearch Project)JUNPA会員には下記資料を貸出します。現在閲覧中・使用中のもあります。読み終わったら回送してゆきます。希望者は資料番号を早めにお知らせ下さい。

1    FUKUOKA STYLE 博多と堺 特集  閲覧中
2    歌・映画・小説のなかの横浜港   閲覧中  
3    現代交通・港湾の諸問題 鷹取稠(編著)  
4    港・ミナト・みなと 斎藤宏 著  閲覧中
5    アレキサンドリア、わが旅―砂塵と海鳴のはざまで 内藤幸雄 著(新潮社) 閲覧中             
6    AZUL(アジュール) 雑誌 2010・4月号 ㈱東京ニュース通信社 
7    客船資料 MCA Cruises, プリンセス・クルーズ  
8    海洋白書2011 海洋政策研究財団 
9    港の詩―ポートロマン〈1〉潮かおる北の浜辺に (講談社)
10 港の詩―ポートロマン〈2〉みちのくの耀く浪路(講談社
11 港の詩―ポートロマン〈3〉 東海の海鳴りはるか(講談社)
12 港の詩―ポートロマン〈4〉 日本海の遠き島より(講談社)
13 港の詩―ポートロマン〈5〉瀬戸内の磯笛に唄う(講談社)
14 港の詩―ポートロマン〈6〉南国の燃える落日に(講談社)
15 輝きの航海 日本の客船とその時代 佐藤早苗 著(時事通信社)
16  客船雑学事典 クルーズ100問100答 池田良穂・山田廸生 著(海事プレス社)
17 ヨーロッパの港町のどこかで 松井邦雄 著(講談社)DVD映画「アレクサンドリア」  

参考資料一覧(出版社名ないものは青空文庫より)  
16 赤い船 小川未明
17 湯女の魂 泉 鏡花
17 瀬戸内の潮と潮流 寺田寅彦
19 取舵 泉 鏡花
20  霊智 萩原朔太郎
21 高瀬川女船歌 澤田ふじ子(中公文庫)
22 詩と官能 寺田寅彦
23 おさなき灯台守 竹久夢二
24 海の使者 泉 鏡花
25 伊太利亜の古陶 宮本百合子
26 イタリア人 寺田寅彦
27 海洋の旅 永井荷風
28 蛍の灯台 野口雨情
30 散文詩・詩的散文 萩原朔太郎
31 鉄で海がよみがえる 畠山重篤(文春文庫)
32 富嶽の詩神を思ふ 北村透谷
33 詩について語らず 高村光太郎
34 詩の将来について 蒲原有明
35 詩の翻訳について 萩原朔太郎
36 新詩発生時代の思ひ出 土井晩翠
37 詩の精神は移動す 小川未明
38 詩語としての日本語 折口信夫
39 河上に呈する詩論 中原中也
40 散文詩 石川啄木41 わが三文詩 芥川龍之介
42 叙情詩について 蒲原有明
43 自分と詩との関係
44  詩と散文との間をいく発想法
45 詩に関する話 中原中也
46 詩ノート 宮澤賢治
47 詩の原理 萩原朔太郎
48 詩 石川啄木
49 夜の浪 水野仙子
50 魔法罎 泉 鏡花
51 黄昏の地中海 永井荷風
52 蒼天 萩原朔太郎
53  松翠深く蒼浪遥けき逗子より 泉 鏡花
54 不思議な船 牧野信一
55 波のごとく去来す 小川未明
56 船医の立場 菊池寛
57 佐渡が島 波の上 長塚節
58 三陸海岸大津波 吉村昭(文春文庫)
59 真紅な帆の帆前船 田中真太郎
60  軍艦金剛航海記 芥川龍之介
61 赤い船のお客 小川未明
62 帆船の絵について 岸田国士
63 労働者の居ない船 葉山嘉樹
64 沈没船が教える世界史 ランドール・ササキ
65 函館港春夜光景 宮沢賢治
66 港の唄 山村暮鳥
67 対州厳原港にて 長塚節
68 港についた黒んぼ 小川未明 





出版事業
一冊1000円で頒布します。
ご希望はメールでお願いします。
editors@ama-hashi.com







          
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